下北沢のライブハウスで「本当にあった怖い話」-飛び入り参加も歓迎

「シェルター」店長の顔がモチーフになった「怖い話イベント」のチラシ

「シェルター」店長の顔がモチーフになった「怖い話イベント」のチラシ

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 下北沢南口のライブハウス「SHELTER(シェルター)」(世田谷区代沢2、TEL 03-3466-7430)で8月13日、トークイベント「本当にあった怖い話 シェルター編」が開催される。

同店スタッフが描いた「怖い話大募集」の貼り紙

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 同イベントは昨年に初めて開催され、今回で2回目。語り部は同店のスタッフや、同店にかかわりのあるバンドマンなど。一般客の飛び入り参加も受け付ける。

 会場内にはいすと机を用意。語り部は順番にステージに上がり、「怖い話」を披露する。スタッフの甲斐さんは「昨年はろうそくの明かりで雰囲気作りをしたり、ライブハウスの音響設備で臨場感を出したりするように努めた。今年はもっと怖くしたい」と意気込む。

 開催のきっかけは、同店のスタッフに「怖い話」好きが多かったこと。甲斐さんは「身内だけのつもりで気軽な気持ちで始めたイベントだったが、昨年はサイト内の告知だけで20人以上のお客さんが来てくれた。今年はどれだけの人が集まるか楽しみ」と期待を寄せる。

 同店のオープンは1991年。これまで運営にかかわってきたスタッフからは、「深夜になると誰も入っていないはずのトイレに鍵がかかる」「照明ブースにいるはずのない人影が見える」など、さまざまな怪奇現象が報告されてきたという。現在のスタッフの中で最も勤務歴が長い藤村秀一さんは「スタッフの中に実際に幽霊を見たという人はいないが、昔からこの手の話題には事欠かなかった。何かあるような気がする…」と神妙な面持ちで語る。

 遠方から訪れたツアーバンドに、公演後の打ち上げで怖い話をしてくれたらドリンク1杯をサービスしている同店。「今回のイベントでも怖い話をしてくれた人にはドリンク1杯をサービスする。年に一度ならぬ、『念に一度』のイベント。気軽に遊びに来てほしい」(藤村さん)。

 24時開場、24時30分開演。入場無料。

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