日産自動車株式会社（本社:神奈川県横浜市西区、以下「日産」）は、家族のおでかけを通して、子どもの成長につなげ、親である大人も知らなかったようなワクワクする体験を提供するため、「家族版アドベンチャーツーリズム」を提唱し、子どもが世界を切りひらくプロジェクトとして「NISSAN SERENA presents WONDER HUNTER」を11月13日（水）より開始いたします。



　日産「セレナ」は、昨年より「旅育」や「食育」をテーマとした、「てしごトリップ」や「道弁」を展開し、家族の思い出を広げる活動を行ってきました。本年では、「セレナ」e-POWER車に、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載した4WDグレードの発売に合わせ、昨今注目が集まる「アドベンチャーツーリズム」に着目。一般社団法人日本アドベンチャーツーリズム協議会（事務局：東京都品川区、以下「JATO」）ご協力のもと、ご家族でアクティビティを通して自然や（食）文化に触れ、学び、成長することができる「家族版アドベンチャーツーリズム」として、「WONDER HUNTER」を発案いたしました。日産「セレナ」は本プロジェクトを通じて、家族の体験を広げ、果てなくつづく思い出を提供してまいります。
「WONDER HUNTER」特設サイト：https://www2.nissan.co.jp/SP/SERENA/WONDERHUNTER/
*1　一般社団法人日本アドベンチャーツーリズム協議会の実施施策のうち、家族向けにアドベンチャーツーリズムのアクティビティを選定・紹介する点において協議会初の取り組み。

「WONDER HUNTER」誕生の背景
子どもの「外遊び離れ」の加速と、注目されるアドベンチャーツーリズム
　アドベンチャーツーリズムとは、自然・異文化・アクティビティのうち２つ以上の体験要素から成るツーリズムで、日本各地の四季折々の美しい自然や有形無形の多彩な文化といった地域資産を活用した高付加価値な自然文化体験型観光であるとともに、地域に経済的・社会的な観点でサスティナブルな効果を残しつつ、地域の自然や文化の保全・活性化にも貢献するツーリズムです。
　国土交通省によると、日本の一人当たりの公園面積は日本を含む8カ国9都市中最も少なく*2、外で2時間以上遊ぶ子どもは全体のわずか9%*3となり、子どもの「外遊び離れ」が進行しています。
また、「外遊びの経験が豊富な子ども」は、そうでない子どもに比べて「チャレンジ精神」が高い傾向があることが研究で示されており*4、物事に対する姿勢や考え方といった、子どもの非認知能力が「外遊び離れ」によって失われつつある現状が浮き彫りになっています。

　このような背景を受け、日産「セレナ」も、1991年から30年もの間、時代とともに変わる家族のカタチに寄り添ってきたミニバンとして、子どもたちの「好奇心」や「行動力」を後押しすることで、自らが成長するだけでなく、親たちの世界も切りひらいていくような機会をつくることができないか、と考えました。
　そこで着目したパートナーが、国内におけるアドベンチャーツーリズムの普及に取り組んできたJATOです。子どもの成長を応援する目的に賛同いただき、自然・（食）文化体験を中心にしたアドベンチャーツーリズムを家族に向けて開放する共同プロジェクトとして「WONDER HUNTER」は生まれました。
*2　国土交通省 都市公園等整備の現況（2022）https://www.mlit.go.jp/toshi/park/content/01_R04.pdf
*3　NPO法人PLAYTANK (2018)
*4　公益社団法人日本都市計画学会_子どもの自己効力感を醸成する「遊び」と「遊び場」に関する研究（2020）

「WONDER HUNTER」の特徴
日本各地を、子どもたちのチャレンジの舞台に。
　「WONDER HUNTER」は、獲得したい「スキル」を選んでおでかけする新しい体験を提供します。体験・経験価値を重視したコト消費が注目される中、本プロジェクトでは偏差値やテストの点数では測れない「勇気」や「探究心」などを育むため、「岩のぼり」、「森あるき」、「火おこし」など、17種類のスキルを設定しました。日本各地をフィールドに、さまざまなアクティビティに挑戦し、その土地の自然や文化に触れるなかで、「自己変革」や「成長」を促していきます。また、「スキル」を集めていくデジタル体験も用意することで、子どもたちが日頃から慣れ親しむゲームのような世界観の中で、楽しみながら挑戦、成長できる機会を提供します。子どもだけでなく、親である大人も知らなかったようなワクワクする体験となっています。
コンセプトムービー：https://youtu.be/cjkYFIFABmg






「福島県 凍った檜原湖の氷上を歩く 冬の絶景体験」や「北海道 カナディアンカヌー体験汐泊川探検ツアー」など、全国28箇所のアクティビティを「WONDER HUNTER SPOT」に認定
　本プロジェクトでは、アクティビティを通して自然や文化に触れ、学び、成長することができる、全国28箇所のアドベンチャーツーリズム体験を家族向けに展開します。子どもの成長につながるアドベンチャーツーリズムの施設を選定し、家族向けに展開する取り組みは、「WONDER HUNTER」が初*1の試みとなります。なお、今回選定した「WONDER HUNTER SPOT」は、季節・気候に適した自然・（食）文化体験ができるよう、今後春夏の季節に向けて、2025年3月頃に一部アップデートを予定しています。
スキル：「氷あるき」…集中力やバランス感覚が養われる。
WONDER HUNTER SPOT：凍った檜原湖の氷上を歩く 冬の絶景体験（福島県）
体験内容：凍った檜原湖で、一面に広がる銀世界を散策。磐梯山の噴火によりできた美しい島々が浮かぶ桧原湖で、寒冷地の湖に多く棲息するワカサギの釣り体験などを通して、自然の厳しさや美しさを肌で感じることができます。







スキル：「川くだり」…勇気や協調性が培われる。
WONDER HUNTER SPOT：カナディアンカヌー体験汐泊川探検ツアー（北海道）
体験内容：四季折々の汐泊川をカナディアンカヌーで下る特別な体験。冬にはおじろ鷲をはじめ白鳥など、沢山の渡り鳥が来るため、雪化粧をバックにカヌーの上からの写真撮影も人気です。※天候や状況に左右されるもので、必ず見られるとは限らないのでご了承下さい。






「WONDER HUNTER」の遊び方



＜体験フロー＞
1.「WONDER HUNTER」の特設サイトにアクセス
2.「火おこし」や「山のぼり」などゲットしたいスキルを選ぶ
3. 対象の「WONDER HUNTER SPOT」を選び、目的地までドライブ
4. 自然や（食）文化に触れながら、スキルをゲット
※アクティビティの予約は外部サイトに遷移して行います。
※スキルの獲得には、「WONDER HUNTER SPOT」に設置されている二次元コードを読み込みください。

＜期間と開催エリアについて＞
・実施時期：11月13日（水）より開始　※終了日未定
・開催エリア：全国28ヶ所、25道府県 ※サービス開始時点。今後変動する可能性があります。
「WONDER HUNTER」特設サイト：https://www2.nissan.co.jp/SP/SERENA/WONDERHUNTER/

プロジェクトに向けた2者の想い
日産自動車株式会社 チーフマーケティングマネージャー 村田 直哉
　日産「セレナ」は、昨年より、旅育をテーマに「てしごトリップ」や「道弁」を展開し、新たなおでかけ体験から、子どもたちの可能性を広げ、家族に最高の思い出を提供してまいりました。今年は、子どもが世界を切りひらくプロジェクト「WONDER HUNTER」を通じて、日本中の子どもたちにチャレンジの機会を提供します。日産「セレナ」にe-4ORCEグレードが加わることで、より一層、家族みんなが日本全国どんな場所へも、ロングドライブを楽しみ、新たな体験にチャレンジしていただけるきっかけとなれば幸いです。

（一社）日本アドベンチャーツーリズム協議会　業務執行理事
(株)JTB総合研究所　主席研究員 山下 真輝さま
　海外では、アドベンチャーツーリズム(以下AT)がいち早く認知され、近年国内でも、オーバーツーリズムの問題や、他地域を盛り上げる起爆剤としてATに注目が集まっています。子どもの教育視点で捉えてみても、ATを通じてアクティビティ体験だけでなく自然や文化的体験に触れることで、多くの学びが期待できます。本取り組みをきっかけに、日本国内でのATの裾野が広がり、家族にとって、新しいおでかけのスタイルとなることを期待しています。

日産セレナ概要
すでに多くのお客さまからご好評をいただいている日産「セレナ」は、新たにe-4ORCE搭載車をラインアップに加え、発売いたします。「雪道もこれまで以上に安心・安全のドライブにしたい。」「より酔いにくく、一年中快適な移動時間で家族とのおでかけを思いっきり楽しみたい。」そんな思いに応え、日常から雪道まで季節やシーンを選ばず、もっと安心・安全に、もっと遠くまで快適におでかけを楽しんでいただくためにこだわりを詰め込んでいます。
日産「セレナ」WEBカタログ：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena.html

e-POWER LUXION

e-4ORCE ハイウェイスターV

一般社団法人日本アドベンチャーツーリズム協議会概要
　JATOは、アドベンチャーツーリズムの認知向上や商品企画/販路/人材育成などの推進体制整備を目的に2019年に設立しました。JATOは、AT推進を観光政策のひとつに掲げている中央省庁や観光関連団体との連携を通じて、「訪日目的のひとつに挙げられるような世界水準のAT普及」と「人材育成を通じた持続可能な観光地域づくり」を支援しています。