プレスリリース

経験者に聞いた!古民家リノベーションの理想と現実

リリース発行企業:株式会社MEMOCO

情報提供:

<本調査に関して>
株式会社MEMOCO(本社:東京都渋谷区、代表:熊田 貴行)は、同社が品質管理および記事制作を請け負うゼロリノベと合同で古民家のリノベーション経験者の男女102名を対象に、「古民家のリノベーション経験者を対象にしたライフスタイルに関する実態」についてのアンケート調査を実施しました。
調査概要
調査概要:「古民家のリノベーション経験者を対象にしたライフスタイルに関する実態」についてのアンケート調査
調査期間:2024年11月30日(土)~2025年2月17日(月)
調査方法:インターネット調査(クラウドソーシングサービス)
調査人数:102人
調査対象:男性47人、女性55人
回答者に関して
まずは回答者の年代と男女の割合に関してご紹介します。

出典:ゼロリノベ
回答者の年代20代:約21%
30代:約23%
40代:約30%
50代:約20%
60代以上:約6%




出典:ゼロリノベ
回答者の性別男性:約46%
女性:約54%



古民家リノベーションの方法は?
まずは回答者に、古民家リノベーションをどのように行ったか聞いてみました。

出典:ゼロリノベ

- 全て業者によるリノベーション:約44%
- ほぼ業者によるリノベーション+部分的にDIY:約35%
- ほぼDIYによるリノベーション+部分的に業者:約14%
- 全てDIYによるリノベーション:約7%

最多は「全て業者によるリノベーション」の約44%でした。次いで「ほぼ業者によるリノベーション+部分的にDIY」が約35%とこちらも多め。「ほぼDIYによるリノベーション+部分的に業者」「全てDIYによるリノベーション」も一定数いることがわかりました。
古民家リノベーションを行った時期とリノベーション費用について
回答者に、古民家リノベーションを行った時期とリノベーション費用について聞いてみました。

出典:ゼロリノベ
古民家リノベーションを行った時期6ヶ月以内:約22%
1年以内:約23%
1年半以内:約21%
2年以内:約14%
2年半以内:約3%
3年以内:約17%




出典:ゼロリノベ
リノベーション費用100~299万円:約35%
300~499万円:約30%
500~699万円:約17%
700~899万円:約5%
900~1099万円:約4%
1100万円以上:約9%



古民家リノベーションをしようと思った理由と大変だったこと
回答者に、古民家リノベーションをしようと思った理由と、大変だったことについて聞いてみました。
古民家リノベーションをしようと思った理由
- 古民家とはいえ、先祖代々住んできた家で親しみがあるし、相続した資産だから(女性 40代)
- 新しい感じがしてやってみたいと思ったから(女性 20代)
- 両親が古民家に住んでいて、もっと綺麗な家に住んでほしかったため(男性 30代)
- 古民家の良さは残しつつ、現代に合わせた住みやすさが欲しかったので(女性 30代)
- 時間の余裕はあるのでちょっとでも安く済ませたいと思ったから(女性 20代)
- 住まなくなった古民家をリノベーションにして、民泊施設にしようと思ったから(女性 20代)
- 当初は倉庫代わりに使用する予定だったものを、別荘代わりに使うことにしたのと、雨漏りや壁が破損していたため(女性 50代)
- 古い家を使える所は残し、新しくする部分は綺麗にするのに憧れていたから(女性 30代)

古民家リノベーションをしてみて大変だったこと
- 建築基準法との関係(男性 50代)
- シロアリの被害(男性 40代)
- 業者に自分がどうしたいのかを正しく伝えること(女性 20代)
- ゴミ(畳など)の処理(男性 40代)
- 地道な解体作業(手作業)と断熱(女性 30代)
- 素人には手に負えないものが多くあった(女性 20代)
- リフォーム業者との打ち合わせや、費用がかかること(男性 60代以上)
- 決まった空間の中で自分の希望を叶えることに妥協が必要だった(女性 40代)
- 家屋の傷み具合(特に基礎部分と柱回り)に、思った以上の時間と費用が必要だった(男性 60代以上)
- 屋根が大分傷んでいたので、屋根瓦の塗り替えが一番きつかった。また外壁も古い金属サイディングだったが、上から杉板を張り全面塗装した。軒天の貼り付けもきつかった(男性 50代)

古民家リノベーションにおける満足度とその理由
回答者に、古民家リノベーションにおける満足度と、その理由について聞いてみました。

出典:ゼロリノベ

- 満足:約49%
- どちらかというと満足:約50%
- どちらかというと不満:約1%

最多は「どちらかというと満足」の約50%で、半数を占めました。「満足」の人は約49%。概ね満足している一方で、少し不満な点もあるようです。「どちらかというと不満」の人も一定数いました。それぞれの理由を見てみましょう。
満足度の理由は?:満足
- 安い価格で購入でき、リノベーションしたことで建築基準法との関係もクリアした(男性 50代)
- 友人が遊びに来るととても褒めてくれるので嬉しい。また自分でできる事を合間を見てDIYしたので愛着が半端ない(男性 50代)
- 綺麗になり住みやすくなったので満足(男性 30代)
- 業者さんが素晴らしく、予算の範囲で最高の提案をしてもらえたから(女性 50代)
- 古民家の良さは残したまま、生活スタイルにあったリノベーションができ、とても満足している(女性 30代)
- 見栄えも良くなり、間取りも変えたので生活しやすくなったので満足。固定資産税が安く済むのも良い(男性 40代)

満足度の理由は?:どちらかというと満足
- 自分たちでやり遂げた、という達成感を得られたこと(女性 50代)
- まだまだ手を入れなければならないところがあって悩ましいので(女性 40代)
- ほぼDIYだったので楽しくはあったが、時間が経つと粗も見えてくるので(女性 30代)
- 大工さんと一緒に作業をさせてもらい、自分の家を自分で仕上げていく過程があったので、家のどの部分も丁寧に大切に扱える(女性 40代)
- 思った以上の間取りになったから(女性 20代)
- ものを大事にしている点が良い(男性 40代)

満足度の理由は?:どちらかというと不満
- 費用が結構かかったところ(女性 20代)

まとめ
今回は古民家のリノベーション経験者を対象に、古民家リノベーションをした理由や大変だったこと、リノベーションにおける満足度などを聞いてみました。リノベーション費用については、100~500万円くらいがボリュームゾーンでした。古民家リノベーションをした理由は、「両親や先祖が住んでいた(いる)」「古い家を活かしたかった」などのコメントが多く見られました。満足度としてはほとんどの回答者が概ね満足しており、「住みやすさ」についてのコメントが多い印象でした。また、少しでもDIYをした人は、その達成感に満足している人もいるようです。
古民家のリノベーションは、建物そのものの趣や周辺の自然環境を活かせるなどさまざまな魅力があります。DIYをした場合は、より愛着が持てるというのも大きなポイントでしょう。経験者の意見を参考に、予算や方法などを検討してみてはいかがでしょうか。

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