三軒茶屋の「シアタートラム」(世田谷区太子堂4、TEL 03-5432-1526)で現在、世田谷パブリックシアターのプロデュース公演「往転-オウテン」が行われている。
若い才能にスポットを当てて新作を創造することを方針とする同劇場。同公演では、劇団「KAKUTA」の桑原裕子さんが脚本を担当。演出は「劇団☆新感線」の脚本などを担当する青木豪さんが務める。出演は、高田聖子さん、市川実和子さん、穂のかさん、峯村リエさんら。
高速夜行バスに偶然乗り合わせた3組の男女とその運転手を中心に4つの物語が同時進行。20~50代の異なる世代の4人の女性を軸に、それぞれの物語が交錯する。青木さんは、「複雑で奇妙な脚本。見ていて頭の中でじんわりと汗をかくような物語を楽しんでもらいたい」と話す。
公演は11月20日まで。開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、前売り・当日共に5,000円。チケットはプレイガイドで発売中。