世界200カ国以上で競技されているテーブルサッカーの国際大会「関東オープン」が4月27日からの3日間、「AMUSEMENT BAR SHINES下北沢」(世田谷区北沢2、TEL 03-3465-0703)で開催される。
テーブルサッカーは、1畳ほどのグラウンドを模したテーブル上で人形が付いたバーを操り、相手ゴールにボールを入れて点数を争うゲームスポーツ。元々はサッカーのオフシーズン向けに、選手の勝負感や反射神経を衰えさせないためのリハビリ器具として1800年ころイギリスで作られたのが始まり。日本では明治期に伝わって米軍とともに広まった。現在、国内で大会などに出場している競技人口は約5,000人。2006年のサッカーワールドカップから盛り上がりを見せ、2002年からの4年間で約2倍になった。台を設置する店も急速に増えており、ビリヤードやダーツに並ぶ若者に人気のアミューズメントとして知られている。
同大会は国際テーブルサッカー連盟(ITSF)が認定する国際試合で、日本で年間7回開催される公式トーナメントの一つ。ランキングに関わるポイントが発生するため海外からの参加者も含めた80人ほどが参加。男女別、ランク別にシングルスとダブルスの試合が行われる。
当日、台は4台設置される。同店マネージャーの小島さんは、男子国内ランキング1位。店長のノリさんも女性国内ランキング2位という実力派。二人とも日本代表として数多くの大会に出場。小島さんは、国際テーブルサッカー連盟が2006年のドイツワールドカップに先駆けて行ったテーブルサッカーのワールドカップにも、日本代表として参加している。
小島さんは「5年前にこの店を開店したオーナーが、テーブルサッカーが好きで多くの若者に楽しんでほしいと台を置いたのが会場になったきっかけ。テーブルサッカーは立派なスポーツ。世界ランキング16位を目指したい」と話している。
大会参加には事前のエントリーが必要になる。