下北沢西口に1月17日、カレー専門店「カレーショップスミレ」(世田谷区北沢2)がオープンした。店舗面積は約10坪。席数は、テーブル4席、カウンター4席。
店主は元会社員の田中喜芳さん。カレー好きが高じて同店を開いた。カレー作りに目覚めたのは約8年前の中国赴任がきっかけ。「中国ではなかなかカレーのルーが手に入らず、自分でさまざまなスパイスを調合してカレーを作り始めた」。帰国後も独自で研究を続けてきた。
メニューは、卵2個分の目玉焼きがついた「ベーコンエッグカレー」(900円)、「チキンカレー」「野菜カレー」(以上800円)の3種。このほか「たっぷり野菜サラダ」(200円)など。ドリンクはコーヒー(250円)、エビス中瓶(500円)など。
オープンから約1週間だが、「甘さから辛さへ変わっていく不思議な味。こんなカレーは初めてだとおっしゃってもらっている」と田中さん。味の秘訣(ひけつ)は「他社店舗と比べて玉ねぎとフルーツが多め。独自の味付けで2日前から煮込み寝かせている」こと。現在の客層は20~50代と幅広く、「リピーターの方を増やしていきたい」と意気込む。
営業時間は11時~20時(ルーがなくなった場合、閉店時間より前に終了)。1月末日までは全てのカレーメニューを300円引きで提供している。