下北沢の再開発問題などを考えるイベント「SHIMOKITA VOICE(シモキタボイス) 2012」が8月25日・26日、北沢タウンホール(世田谷区北沢2、TEL 03-5478-8006)で開催される。
主催は下北沢商業者協議会、「Save the 下北沢」、「まもれシモキタ!行政訴訟の会」で構成する同実行委員会。2007年から毎年開催している。
25日は「下北沢で<生きる>ということ、日本で<生きる>ということ」と題し、再開発や大量消費の街作りなどにつて考えるシンポジウムを開催。パネリストとして、イラストレーターの黒田征太郎さん、作家の柳田邦男さん、「羽根木プレーパーク」世話人の齊藤何奈さん、タップダンサーの熊谷和徳さん、保坂展人区長が参加する。
翌26日はコーディネーターとして、社会学者の小熊英二さんを迎え、保坂区長と下北沢の住民が語り合う。実行委員長の大木雄高さんは「住民が抱えている素朴な疑問や意見を保坂区長に直接的に聞く場になり、シモキタボイスでも画期的なこと。区長がどのように答えるかも注目」と話す。このほか、よしもとばななさんの「下北沢のこと」の朗読や、立川談四楼が出演するライブも開催。
両日とも、シンポジウム=開場12時・開演12時30分、ライブ=開場17時・開演17時30分。入場料は、シンポジウム=資料代として500円、ライブ=3,300円(当日)。