書店「ficciones」の藤谷治さんが書き下ろし長編「下北沢」を出版。

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書店「ficciones」(東京都世田谷区北沢2、TEL 03-5430-6352)の店主で、作家の藤谷治さんは今年7月、書下ろし長編「下北沢」を出版した。

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屋号の「ficciones」はJ.L.ボルヘス作、伝奇集の原題「FICCIONES」に由来する。オープンは1998年7月で、オープンのきっかけは一人で仕事がしたかったからだという。アトリエ的な雰囲気を持ちながら、座ってじっくり本を選べる居心地の良い空間が特徴。「客との対話を大切に、なるべく長く続けていきたい」(藤谷さん)という。

著書については「『下北沢』は、8年間下北沢の店で見たり聞いたりしたことを集約して作った作品。実話に基づいている部分が多い。下北沢の空気感が出せるかどうか不安だったが、好評を得ているようだ」と話している。

同店では毎月第1、第2、第3日曜にワークショップを行っており、現在は句会(第1日曜)、文学(第2日曜)、詩(第3日曜)。費用は1,575円。文学のワークショップは古今東西の文学紹介や参加者の作品を合評するなど、気軽に参加できる内容となっている。

ficciones<フィクショネス>

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