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下北沢に350円ピザ「ナポリス」-世界規模のファストフード目指す

ピザ実寸大のフライヤーを手にする店員

ピザ実寸大のフライヤーを手にする店員

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 下北沢南口に9月25日、窯焼きピザのファストフード店「Napoli’s pizza&caffe(ナポリスピッツァアンドカフェ)下北沢」(世田谷区北沢2、TEL 03-3424-3505)がオープンする。

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 経営は遠藤商事(武蔵野市)。同店は渋谷神南、自由が丘に次いで3店舗目の出店となる。店舗面積は20坪。カウンター5席、テーブル25席。

 広報の続大輔さんは「日本のピザはデリで2,000円もする。ピザ=高いという認識のある人は多いのでは」と話す。同ブランドの掲げるコンセプトは、「ピザ界のマクドナルド」。「ピザを日本人の主食にしたい」という思いから、「安い、早い、うまい」を兼ね備えた、世界規模のファストフード店を目指す。そのため、生地ののし作業、トッピング、焼き上げまでを約90秒で仕上げる焼き窯を独自で製造。専門技術は不要なため、シェフの経験がなくても規定のピザを焼けることが、大幅な人員コスト削減につながっているという。

 メニューは、25センチサイズの「マルゲリータ」(350円)や、釜揚げシラスとアサリを載せた「チチニエリ」(350円)、4種のチーズにメープルシロップを添えた「クアトロフォルマッジ」(500円)など。「ポテトSサイズまたはサラダ、ドリンク」(300円)を付けてセットにすることもできる。ドリンクは、ソフトドリンク各種(Sサイズ=200円~)のほか、生ビール(500円)、ワイン、カクテル各種(以上500円~)などアルコール類も提供する。

 同チェーンの7割は女性客。会社帰りに1人で立ち寄り、ワインとピザを注文する女性客も少なくないという。休日には親子連れも多く、ピザを食べる子どもの傍らで両親がビールを飲む姿も見られる。「アルコールを提供すると回転率が悪くなると指摘する人もいるが、それを理由に立ち寄ってもらえる層が増えるというメリットもある」と続さん。

 営業時間は9時~翌1時。9月11日~10月21日の期間、ツイッターのリツイートでピザが「一生無料」になるキャンペーンも開催している。詳細はホームページで確認できる。

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