ガールズロックバンド「ねごと」の新曲リリースに合わせ、RPG(ロールプレーイングゲーム)風に下北沢を冒険する設定のミュージックビデオが公開され、ファンの間で注目を集めている。
ミュージックビデオは、11月7日にリリースした4枚目のシングル「nameless(ネームレス)」用として制作された。ボーカルの蒼山幸子さんが下北沢を舞台にしたゲームの世界に迷い込み、敵を倒しながら名前を探していくという設定。レーベルの担当者によると野外の映像は全て下北沢で撮影したという。ビデオの途中で背景のマップがRPG風に変化し、下北沢の小劇場「ザ・スズナリ」などもマップ上に表示されている。
「ねごと」は2008年に結成された4ピースのガールズバンドで、メンバー全員が平成生まれ。2010年には初の自主企画ライブを下北沢で開いている。新曲は、大学卒業を控えたメンバーが4カ月連続で楽曲を発表する企画の第1弾としてリリースした。
蒼山さんは「下北沢は何回もライブをしてきたので、いるだけで落ち着くような場所。ミュージックビデオの中でキーになるとある人物が出てくるシーンは、『下北沢SHELTER』です。下北沢を知っている人ならここかも、とわかるようなシーンがたくさんあるはずなので、曲と合わせて楽しんでほしい」と話す。
ミュージックビデオは特設サイトで閲覧できる。