打楽器「パンデイロ」のワークショップが6月17日、下北沢の音楽スタジオ「Rinky Dink Studio」(世田谷区北沢2)内で行われた。
講師は自身もブラジルの楽器を使用したバンドのリーダーを務めるコイイダさん。パンデイロは、ブラジルの格闘技「カポエイラ」の伴奏にも使われているタンバリンのような打楽器。本国ではサンバやボサノバで使う楽器としても用いられてきたが、最近ではヒップホップやジャズなどの他ジャンルの音楽活動にも使われるようになったため「コンサートなどで見かけていきなり購入してしまう人も多い」(コイイダさん)」という。
今回で3回目となるワークショップには、20代から40代の男女初心者12人が参加。参加者の半数が自分のパンデイロを持ち「買ったはいいものの、使い方がわからなくて教室に来た」と話す受講者も。ワークショップはパンデイロの叩き方や音の響かせ方から始まり、三拍子、四拍子などのリズムパターンを1時間30分にわたってレクチャー。参加者が真似をし合ったり教えたりしながら、終始和気あいあいと行われた。
パンデイロ歴7年の講師、コイイダさんは「パンデイロは単純な構造だけど、多様な音が出せる面白い楽器。リズム音痴の人や何か楽器をやってみたい人には、きっかけとしてぜひ来てほしい」と話している。
次回のワークショップは6月24日を予定。料金は1,500円。