下北沢北口のスープカレー専門店「MAGIC SPICE(マジックスパイス) 東京下北沢店」(世田谷区北沢1、 TEL 03-5454-8801)が8月26日、10周年を迎えた。
店舗面積は70坪。席数は70席。「摩訶(まか)不思議癒やし空間」「医食同源」をテーマに、インドネシア風スープカレーをメーンに提供する。オーナーの下村泰山さんが、インドネシアのチキンスープ、ソトアヤムを日本人の味覚に合うようにスープカレーに仕上げ、札幌で開店したのが始まり。下北沢店は2003年に開店した。現在、下北沢と札幌のほか、名古屋と大阪に計4店を構える。
東南アジアをイメージしたという内装は赤い壁とネオンが特徴。インドやタイから直接仕入れた雑貨類も販売する。店長のベータカロチンさんは下北沢店オープンの経緯について、「もともとニューヨークに開く予定だったが同時多発テロがあり断念。東京の北海道物産展にて出店したこともあり、オーナーが東京に刺激を与えたいと考え下北沢に開店した」と話す。
フードメニューは、「チキンカレー」(950円)、「ビーフカレー」(1,100円)、「シーフードカレー」(1,150円)などを提供している。カレーの辛さを「覚醒」(60円)から虚空(250円)の7段階の中から選ぶことができ、段階に応じてスパイスと野菜の量が変わる。「辛さとともにうまみが増す。辛いのが苦手な方でも、当店では辛いものを選ぶ方もいる」とベータカロチンさん。ドリンクメニューは、「ラッシー」(450円)、「シンハー」(550円)などをそろえる。
「客層は老若男女が来店するが、特に女性が多い。10周年を迎えることができてうれしい。これからバンコクに出店する計画がある」とも。
営業時間は、月曜~金曜=11時30分~15時・17時30分~23時、土曜・日曜・祝日=11時~23時。火曜・水曜定休。