下北沢南口の「北沢タウンホール」(世田谷区北沢2)で11月2日、「下北沢大学×バンタンコラボプロジェクト 喫煙マナー向上プロジェクト発表会」が開催される。
主催は「しもきた商店街振興組合」「下北沢大学実行委員会」「ぶらり下北沢」。「ネガティブな喫煙イメージをアート・デザインの力でポジティブに変換する」をコンセプトに、下北沢の喫煙マナーを向上させる目的で始まった同プロジェクト。発表会では、専門学校「バンタンデザイン研究所」の学生らが上期授業課題として製作した「デザイン灰皿」の展示や、学生らによる「喫煙スペースのデザイン案」「イメージキャラクター」のプレゼンが行われる。発表会の後、デザイン灰皿は「三河屋酒店」(代田6)や「すずらん堂」(北沢3)など下北沢の12カ所に設置する予定。
これまで下北沢では、喫煙ルールステッカーの店頭表示や喫煙スペースマップの設置を行ってきた(「下北沢商店連合会」ら主催)。主催者の一人、鍛治川直広さんは「その結果、歩きたばこの減少やたばこを吸う人の来店が増えるなどの効果が上がった」と話す。
下北沢では、朝から軒先を掃除する各商店の店主やスタッフらの姿が見受けられる。鍛治川さんは「喫煙スペースを設置することで、吸い殻のポイ捨てを減らしたい。せっかくなら、吸う人だけでなく吸わない人も目で楽しめるような喫煙スペースを設けられれば」と意気込みを見せる。
「デザイン灰皿」「喫煙スペースのデザイン案」の発表は10時30分~12時30分。「イメージキャラクター」の発表は13時30分~15時30分。