東京23区に13年ぶりとなる「大雪警報」が発令された2月8日、下北沢駅周辺も雪で覆われ、各店舗が対応に追われた。23区で大雪警報が発表されるのは2001年1月27日以来。
「下北沢オープンソースCafe」(世田谷区代田6)店長の河村奨さんが、店の前の坂道で立ち往生する宅配業者のトラックに気づいたのは16時過ぎ頃。スタッフらと4人でトラックを押して手伝った。「タイヤが完全に空回りしていた」という。
20センチを超える積雪とも報道されるなか、南口商店街の店舗前では店員たちが雪かきを行っていた。雪かき用のスコップで店の前を除去する店員もいるなか、ちりとりで雪かきをする人の姿も見られた。商店街内にある携帯電話ショップのスタッフは、「今日は早めに店じまいします」と話していた。都心では珍しい大雪への対応に戸惑いもあったが、多くの店舗前に雪だるまがつくられるなど、雪を楽しむ様子も。
9日未明まで雪は降り続く見込み。