下北沢成徳高校(世田谷区代田6)内の「成徳ミモザホール」で10月19日、アートフェス「下北沢美術館2014」が開催される。
若者がアートを表現できる場所をつくることを目的に開催される同フェスは今年で2回目。昨年は「下北沢カレーフェスティバル2013」と同時開催で、「カレーフェス」参加店舗内で若手アーティストのアート作品を展示し、ライブを行った。今年は「成徳ミモザホール」に会場を移し、アート作品の展示・販売、トークライブ、バンド演奏、DJ、ワークショップなどを一つの会場で実施する。開催日も、「カレーフェス」と同期間の10日間実施していたものを、今年は1日のみに切り替えた。
同実行委員会代表のヤスダサチコさんは「昨年は会場が飲食店に限定されたため、来場客が何店舗も回ることが難しかったり、展示内容にも制限がかかるところがあったりした。今年はもっと多くの人に自由に見てもらうために、規模を大きくして集約することにした」と話す。
当日はアーティストが作品を展示・販売する出展ブースのほかに、下北沢をイメージして制作した「下北沢Tシャツコレクション」の販売ブースや、アイドルユニット「おまじない」による「自撮りワークショップ」などが行われるワークショップブース、下北沢非公認ゆるキャラ「しもっきー」のDJ、「下北沢出張版間取り図ナイト」などのイベントを実施するメーンステージ、高円寺非公認ゆるキャラ「りんご飴(あめ)マン」のリンゴアメ店をはじめとするフードブースを会場内に設置する。
ヤスダさんは「今年の6月に出展アーティストを募集したところ、約2週間でブースが全て埋まるほどの反響があった。全てのブースを合計すると85組以上のアーティストが出演しているので、いろいろな展示物やライブを見てもらって、『下北沢らしくていいね!』と思ってもらいたい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~18時。前売り券=500円、当日券=800円。