下北沢南口にインド・パキスタン料理店「アジアンフレーバーレストラン」(世田谷区北沢2、TEL 03-3466-4841)がオープンして約3カ月がたった。
店舗面積は約18坪。座席は20席。同店は常時、食べ放題のバイキング形式で営業している。
店主のアブドロ・ガファールさんはパキスタン出身で、日本在住29年目。下北沢で同じくインドカレーの食べ放題店「2×2=8(ににんがよん)」(北沢2)を12年間営業している。過去に埼玉でも数店舗、飲食店を経営していたが現在は閉店。「また頑張らないといけない」と奮起し、下北沢に新店をオープンさせたという。
食べ放題メニュー(999円)は、「ホウレンソウカレー」「バターチキンカレー」、オクラが入っているのが特徴の「野菜カレー」など日替わりで3~4種類のカレーと、ソースから手作りする「ミックスピザ」、サラダ、ライス、ナンパンなど。ピザはリンゴ、ブドウ、キャラメルソースなどで甘く味付けしたスイートピザも用意。「おなかいっぱいで食べられないという女性客も、おいしいから一口だけでも食べてみてと勧めると、『おいしい』と言ってもう1切れ取りに行く」と好評だという。テークアウトメニューは「カレーとライスまたはナンパン」(500円)、「ミックスピザ」(999円)など。カレーはパキスタンの家庭料理の味を日本人に合うようにアレンジしている。「日本人は柔らかいゆで卵が好きなので、ゆで加減にこだわり、カレーに後のせして楽しんでもらっている」とも。
ガファールさんがこれまで経営してきた飲食店は全て食べ放題。理由は「お客さんが喜ぶ顔を見るのが一番うれしいから」。「安くていろいろ食べられるのはお客さんの得になる。バイキングだけど作り置きばかりではなく、ナンやピザは焼きたてを提供するのがこだわり」と話す。
営業時間は11時~23時。