下北沢南口に2月28日、ダイニングカフェ＆バー「propaganda（プロパガンダ）」（世田谷区北沢2、TEL 03-6407-8883）がオープンした。

「バーミキュラを使った蒸し野菜」

　店舗面積は38.2坪。席数は60席。経営は宇田川カフェなどを手掛けるエル・ディー・アンド・ケイ（渋谷区）。オープンから1週間がたち、20代後半から40代にかけての利用が多いという。

　店づくりについて、同社のPR担当の山田宏樹さんは「プロパガンダという店名は、大手チェーン店のような資本主義的な考えだけでは下北沢で長く愛される店にはなれないという考えから、その反対に位置する共産圏をイメージする名前にした。内装のデザインも旧共産圏をイメージしている」と話す。

　フードメニューは「バーミキュラを使った蒸し野菜」(1,944円)、「カルボナーラ」（1,026円）、「フローズンスモア」(648円)など。「フローズンスモアはチョコチップアイスを焼きマシュマロで包んだスイーツ。ニューヨークで流行しており、これから日本でもはやると踏んで先取りして提供している」と山田さん。

　ドリンクメニューはハートランド（648円）、アップルマティーニ（756円）、ホットカルーアミルク（756円）など。ワインは「ドメーヌ　カズ　カノン　デュ　マレシャル　ルージュ」「ラポストール　カサ　カベルネソーヴィニヨン」「テッレベンティーノ　ピノグリージョ」などを扱う（以上、グラス＝702円、デカンタ＝2,808円、ボトル＝4,320円）。

　今後について、「再開発により訪れる人も変化していく下北沢で、5年、10年と長く愛される店にしていきたい。夏は窓際の席を半テラス状態にし、シーシャ（水タバコ）を提供する予定。デートや仕事の打ち合わせにも活用してほしい」とも。

　営業時間は11時30分～翌2時（金曜・土曜は翌5時まで）。ランチメニューは11時30分～17時。