下北沢北口に4月4日、かんざし専門店「かんざし屋wargo」(世田谷区北沢2、TEL 03-3466-4126)がオープンした。
店舗面積は約7坪。経営は和柄のシルバーアクセサリーなどを販売する「和心(わごころ)」(渋谷区)。同店は2005年に姉妹店「かすう工房」の2階に「かんざし屋1号店」としてオープンしたが、2008年に「かすう工房」が下北沢内で店舗を移転した際に同店と統合して閉店。その後、スカイツリーソラマチ店や横浜赤レンガ倉庫店といった大型施設内での出店が続いたことに反響があり、下北沢でも「もっとたくさんかんざしの種類を見たい」という要望が集まったことから、セレクトショップとして再オープンに至ったという。
商品は全て自社工房による手作り。「一本彫写絵一本簪 舞蝶々(いっぽんぼりうつしえいっぽんかんざし まいちょうちょう)」(4,212円)、「蓮とんぼ玉簪(はすとんぼだまかんざし)」(3,672円)、「咲花時一本簪(さくはなどきいっぽんかんざし) ピンク」(4,536円)など、常時1,000種類をそろえる。客の要望に応じてデザインすることもある。
かんざしの魅力について、店長の青木友香さんは「かんざしというと着物のイメージが強いが、デートの際にハーフアップにしたり、仕事中に髪をまとめたりするために使う人もいる。ヘアゴムと違って髪に癖が残らないし、かんざし1本あれば簡単にまとめ髪を作ることができる。シーンに合わせたアレンジを楽しめるという魅力を知ってもらいたい」と話す。店内には試着用のマネキンを設置。その場でかんざしを使ったヘアアレンジを教わったり、練習したりすることもできる。
営業時間は12時~20時。商品の一部はホームページでも販売する。