羽根木公園(世田谷区代田4)で現在、「せたがや梅まつり」が開催されている。
2月11日から始まった同祭は今年で39回目。園内にはおよそ60種類、約650本の梅の木があり、2月9日までに白梅269本、紅梅157本の計426本が開花した。実行委員長によると、「梅は早咲き、遅咲きと咲く時期が種類によって違うので、期間中にいろいろな梅の姿を楽しめる」という。
期間中の土曜・日曜・祝日には、抹茶野だてや太鼓演奏などの催し物が日替わりで行われ、中でも、古式の道具を使い江戸時代と同じつき方で開催される「三土代会の餅つき」が人気だという。今年は28日に行われ、無料で餅が振る舞われる予定。
実行委員会の売店では、「梅大福」(160円)、「梅ようかん(紅・白)」(600円)、「完熟梅のパイ包み」(180円)など、梅にちなんだ商品を販売する。
例年、約30万人が来場する同祭。実行委員長は、「温かい雰囲気のお祭りなので、おじいさん、おばあさん、息子夫婦、孫というような家族連れに来てほしい」と呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。催し物の詳細はホームページで確認できる。3月6日まで。