下北沢南口の書店B&B(世田谷区北沢2)が7月20日で4周年を迎える。
同店では、「Books&Beer」を意味する店名「B&B」にもある通り、ビールなどのドリンク提供や、店内で使用している北欧ビンテージ家具の販売に加え、オープン以来毎日イベントを開催している。
7月18日(海の日)には、4周年企画として、「本屋大放談」と題し、福岡からも書店を招き、「本の流通編」「本屋編」と2つの書店にまつわるイベントを開催。同イベントは、福岡の「ブックオカ」で行われたイベント「車座トーク 本と本屋の未来を語ろう」を基にし、これをまとめた書籍「本屋がなくなったら、困るじゃないか」(ブックオカ編・西日本新聞社)の刊行を記念したもの。当日は、イベントで同書の先行販売も行う。
「ブックスキューブリックさんのような地方の本屋や、往来堂さんのような15年以上前からある町の本屋、フリーランス書店員や、個人出版社など、いろんな立場で活躍する方々の話を通じ、『出版と本の現在』を知ることができるはず」と、今回企画を担当した同店スタッフの松井さんは意気込みを語る。「本の仕事に関わるきっかけになればうれしい」とも。
4周年を記念して福岡や熊本から取り寄せたビール販売のほか、同店有志によるオリジナル本屋マップの配布もこの日スタートする。
開催時間は、「本の流通編」=15時~18時、「本屋編」=19時~22時。いずれもチケットはワンドリンク付きで2,500円。