世田谷区立松沢小学校(世田谷区赤堤4)で8月2日、「夏休み小学生プログラミング体験教室」が行われた。
左から、NECレノボ・ジャパングループ宗像淳さん、 中村一裕副校長、新野隆憲さん
同イベントは、同校運営委員会が主催する夏休みイベント「わくわく体験教室」の一環で開催されたもの。NECパーソナルコンピュータおよびレノボ・ジャパン、一般社団法人みんなのコードの協力の下で行われ、抽選で選ばれた同校1、2年の児童 約30人が参加した。
教材は、米国のNPO団体「code.org」が開発しているウェブブラウザーベースの「Hour of Code」。約1時間30分の体験教室を終えた子どもたちからは、「楽しかった」「考えるのが難しかったけど面白かった」などの声が上がった。
プログラミング体験教室の開催は初めてという同校の中村一裕副校長は「子どもたちが目の色を変えてプログラミングに集中している姿が印象的だった。今後も保護者や地域住民の意見やサポートを得ながら、より良いICT教育を続けていけたら」と抱負を話す。
学校運営委員会の一員で、今回の体験教室で講師を務めたNECレノボ・ジャパングループの宗像淳さんは、同じく運営委員会のメンバーで、プログラミングを本職としている新野隆憲さんと「いつか松沢小学校でプログラミング体験をやってみたい」と話していたという。
「2020年のプログラミング教育必修化に向けて、子どもたちには少しずつでもプログラミングに触れる機会を増やしてもらい、身近なものに感じてほしい」とも。