数多くのチャンピオンを育て上げてきたボクシング会の名門・金子ジム(世田谷区北沢1、TEL03-3460-8353)所属の清水智信選手(24)が、9月12日に後楽園ホール(文京区水道橋)で開かれるGOLDEN CHILD BOXING vol.80(同ジム主催)に出場する。
清水選手はアマチュア時代から78戦68勝(25KO・RSC)10敗という好戦績を記録。東京農業大学(世田谷区桜丘1)ボクシング部の主将や、アテネ五輪の強化指定選手を務めるなど、トップクラスの舞台で活躍してきた。04年にプロへ転向してからも9戦8勝(3KO)1敗(06年7月現在)という好成績をマーク。スパーリングではボクシング界を騒がせている亀田三兄弟(協栄ジム)とも拳を交えたこともあるという。
現在は日本フライ級ランク1位の座に君臨。その傍ら、ジャニーズ系の甘いマスクで若い女性の注目も集めている。
清水選手のタイトル前哨戦となる今回の試合は、同大会のメーンイベントとして10R制で展開。対戦相手はタイの新鋭、ビナイ・ウォルソラポン選手。今回の試合に勝てば年内、もしくは来年のチャンピオンカーニバルで日本フライ級チャンピオンへの挑戦権を獲得できるとか。現在のチャンピオンは日本と東洋太平洋の両タイトルをダブルで保持する内藤大助選手(宮田ボクシングジム)。
新しい王者の誕生へ向け、地域の期待も高まっている。
チケット・問い合わせは同ジムへ。