プランタン銀座(中央区)にも出店する下北沢の人気スイーツ店「Patisserie tie(パティスリー・タァイ)」(世田谷区北沢3、TEL 03-6280-4888)が2月2日、開店1周年を迎えた。
同店は、全国に店舗を持つレストラン&パティスリーKIHACHI(中央区)やフランスでの洋菓子の修行を積んだシェフ・パティシエの深川大功さんをはじめ、4人のパティシエが製作するケーキやマカロンなどの販売を行う洋菓子店。「お菓子によって結ばれる幸せな結びつき」をコンセプトに2007年2月にオープン。同9月、プランタン銀座に出店した。
販売するスイーツはすべて下北沢本店で作る。味やデザインが繊細なケーキ類はクリスマスなどの時期を除き下北沢本店のみの扱い。プランタン銀座店ではマカロンなどの焼き菓子や季節の果物を使ったコンフィチュール(ジャム)などをメーンに販売を行う。
店舗面積は16坪。席数はテーブル10席。白とブラウンを基調にした店内は、静かなBGMがかかる落ち着いた雰囲気。大きなガラス窓からは陽が差し込み、明るくくつろげる空間を演出。ケーキは、パティシエが得意とするチョコレート系や季節の果物を使ったものなど約20種類。キャラメル、チョコレート、ヘーゼルナッツを使った「ハベリノ」(450円)、購入してからバーナーで焦げ目をつける「クレームブリュレ」(400円)、上品な甘さのクリームの「ショートケーキ」(450円)などが売れ筋。また、タルト生地にプリン生地とゴルゴンゾーラチーズを混ぜて焼きあげた甘くないケーキ「ゴルゴンゾーラチーズフラン」(1,050円)も「ワインに合う」と男性や年配客に人気という。マカロンは約10種類。フランボワーズやピスタチオといった淡い春色のものがおすすめ。スイーツはいずれもブレンドコーヒー(400円)などと一緒に、店内で楽しむことができる。
スタッフの吉村さんは「旬な果物を使った繊細なスイーツが自慢。甘いものは人を笑顔にする。のんびり幸せを味わってもらえれば」と話している。今後はインターネットなどでの取り寄せも充実させていく予定。
営業時間は11時~20時。水曜定休。