下北沢南口に1月1日、ギャラリー「Shimokita Art Space」(世田谷区北沢2、TEL 03-5468-6005)がオープンした。
ギャラリー内は「spaceA」と「spaceB」に分かれ、どちらも8坪の広さ。以前、同所に美容室「DEAR-LOGUE(ディア・ローグ)」を出店していた設計事務所「I-PLAN(アイプラン)」(渋谷区)が運営する。「代表がアート好きなため」(運営責任者の小口敏英さん)美容室に絵を展示する計画もあったが、薬品の臭いが付くために断念しなければならなかった。昨年12月に「DEAR-LOGUE」を北口に移転したのを機に、「それならばこの場所をギャラリーにしよう」という計画が持ち上がった。
利用料金は1スペースにつき1週間で136,500円。オープン記念として3月までは半額の料金で利用できる。小口さんは「弊社は設計事務所なので、設計から施工まで自社でまかなえる。その分、利用料金が割安になっている」と話す。また、作品展示の際、壁に釘打ちすることができないギャラリーが多い中、「自社で直せるのでOK」だという。
現在、20~30代の男女を中心に1日平均20~30人ほどが訪れているという。同ギャラリーの初展示会として今月13~18日、「ミラクル流星群」を行っていたアーティストの吉田佳寿さんは「下北沢だと普通に洋服を見に来るような感覚で気軽に足を運んでもらえる。多くの人たちに作品を見てもらえたことがとてもうれしかった」と笑顔を見せる。
営業時間は10時~22時(展示によって異なる場合も)。月曜定休。2月10日~15日には、複数の作家が参加する「第1回 合同展」も行う予定。幅1メートルのスペースを5,500円で貸し出す。