下北沢南口の「ヴィレッジヴァンガード下北沢」(世田谷区北沢2、TEL 03-5465-7192)で8月4日、DJ「ROCKETMAN(ロケットマン)」のトークイベントが行われた。
【関連画像】同店スタッフが描いたふかわさんにそっくりなイラスト
タイトルは「ROCKETMAN&COSMETICS公開Ustream生放送&握手会」。「ロケットマン」は芸人のふかわりょうさんが音楽活動をする際に使用している名義。ふかわさんは1994年に芸人としてデビュー後、1998年に元ピチカート・ファイブの小西康陽さんとともに音楽ユニットとして「ロケットマン」を結成。2000年以降はソロとして活動し、DJ活動のほか、映画やテレビゲームなどに楽曲を提供してきた。8月4日には結成10周年を記念してベストアルバム「thank you for the music!」(2,500円)を発売している。
20時から始まった同イベントには約150人の観客が集まり、ユーストリーム配信も行われた。ふかわさんは10年間を振り返り、「昔はピアニストになりたかったが、同じく夢だったお笑いを選んだ。その後小西さんなどたくさんの音楽家と出会い、どうにも血が騒いで、気付いたらDJ活動をしていた」と話した。自身の楽曲について、「ジャンルはハウスやクラブミュージックが多いが、こだわっているというわけではなく、音を作ることそのものが好き。『音楽ってどれもいいよね』ということを伝えたい」とも。
後半、ふかわさんがプロデュースを務めるアイドルユニット「COSMETICS」のメンバーも登場。アルバムにも収録されている楽曲「LOVE IS ALL II~これからはじまるstory~」について、メンバーのなるみさんは「当たり前のものなんてない。出会えたことが奇跡だと信じたい。そんな思いがこもった歌」と紹介した。
同イベントについて、ふかわさんは「書店で僕の本を見かけることはあまりないが、ヴィレッジヴァンガート下北沢はずっと僕の本を置いてくれていてびっくり。お世話になっている場所でイベントを開きたいと思った」と話す。
コスメティックのメンバーに対し、「それぞれに夢を持ってほしい。どの世界に行っても通用する筋力をつけるのがこのユニットの目的でもある。ぜひ踏み台にしてくれれば」と話したが、メンバーからは「コスメティックでずっとやっていきたいです」との声が。ふかわさんは「何かおれが言わせてるみたいじゃん」と苦笑いし、観客の笑いを誘った。イベントは終始和やかな雰囲気で進められた。