![第30回「世田谷文学賞」のポスター](https://images.keizai.biz/shimokita_keizai/headline/1283241428_photo.jpg)
世田谷文学館(世田谷区南烏山1、TEL 03-5374-9111)は9月1日から、「世田谷文学賞」の作品を募集する。
1981(昭和56)年に始まった同賞は今年で30回目。区内の芸術新興を目的に行われ、これまで数々の作家の卵を輩出してきた。過去の受賞者には、小説「笑う招き猫」(集英社)で「すばる文学賞」を受賞した山本幸久さんなど。選考委員は、各ジャンルで活躍する区内在住の作家が務める。
今年は「随筆」「童話」「小説」「シナリオ」の4部門で募集を行う。各部門の受賞者に賞金(小説・シナリオ=一席10万円、随筆・童話=一席5万円)を授与するほか、受賞作品は12月に発行される区の広報紙「せたがや」に折り込まれる「情報ガイド」に全文を掲載する。
例年、200作品近くの応募がある同賞。応募者の年齢層は小学生から高齢者まで幅広い。同館の担当者は「世田谷は文学とゆかりの深い街。年代を問わず、新たな才能が生まれることを期待している」と話す。
応募締め切りは9月11日(必着)。応募条件・応募方法はサイトで確認できる。