下北沢でコメディー「パジャマと毒薬」-日芸出身の劇団が再演

同公演のフライヤー

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 下北沢の小劇場「楽園」(世田谷区北沢2、TEL03-3466-0903)で10月20日から、劇団カリフォルニアバカンスの公演「パジャマと毒薬」が行われている。

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 同劇団は1999年に日本大学芸術学部文芸学科の学生がで結成。所属する役者の大口達也さんは「文芸学科で劇団を結成したのは後にも先にも僕たちぐらい」と話す。「学生時代、代表(佑里沢満人さん)が学内の至る所に変な文章を書いて張りまくっていたのが話題になった。それを面白がってくれた学生たちが公演を見に来てくれたことから始まった」と旗揚げ当時を振り返る。

 今回の公演は、ニートの男性と付き合うOLの部屋が舞台となるヒューマンコメディー。彼女の部屋から見つかった男物のパジャマと毒薬をきっかけに大騒動が起こる。劇団初の再演となるが、「以前、下北沢で上演した時の評判が良かったので再演することを決めた。前回よりも15分ほど長くなり、さらに面白くさらに笑える作品に仕上がったと思う」と意欲をみせる。

 下北沢の街の魅力について、「あまりお金を持っていなくても楽しい気持ちで帰ることができる街。商売気が強くない店が多いので、逆に自然と金を使いたくなる」とも。

 開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、前売り=2,800円、当日=3,000円。公演は今月24日まで。

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