レコード会社が下北沢にカフェバー兼ライブスペース-「手話歌教室」も

ビルの4階が店舗となっている。天井は高くドーム型となっているため、教会を彷彿とさせる。画像左は店長の水戸さん

ビルの4階が店舗となっている。天井は高くドーム型となっているため、教会を彷彿とさせる。画像左は店長の水戸さん

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 下北沢南口にカフェ兼ライブスペース「下北沢あっとほぉむ」(世田谷区代田1、TEL 03-5433-4454)がオープンして間もなく3カ月になる。

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 レコード会社「ティートックレコーズ」(渋谷区)が運営する同店。2006年10月から同所をオフィス兼スタジオとして使っていたが、新たに横浜にスタジオを設けたことを機に、スタジオスペースを使ってカフェバー兼ライブスペースを開いた。

 店舗面積は12坪。カウンターは3席、テーブルは20席。ビル2階にある扉から中に入り、4階の店舗まで階段を上がる。「階段はやや多いが、店舗へ入った瞬間、想像以上の空間と隠れ家のような雰囲気を楽しんでもらえるはず」(店長で同社のポップス部門レーベル『T-STAR FIELD(ティースターフィールド)』所属アーティストの水戸真奈美さん)。天井はドーム型で、音が通りやすい構造になっている。

 ランチメニューは、「特製ガパオ」「ポークジンジャー」「ナスとトマトのナポリ」から1種類、ドリンク、デザート、スープ、小鉢から2種類を選べる「ランチプレート」(980円)。バータイムのメニューは「厚切りピザトースト」(590円)、「えびのパン粉焼き」(390円)、「納豆きんちゃく」(450円)、「自家製カスピ海ヨーグルト」(290円)など。ドリンクメニューは、生ビール(580円)やハイボール(550円)のほか、焼酎なども用意する。

 同店では、歌詞を手話で訳す「手話歌教室」を行っている。学生時代、手話で話しかけられ、答えられなかったことをきっかけに手話を勉強したという水戸さんの経験を活かしたもの。「歌詞を言葉で訳すのと、手話で訳すのを同時に行うと、同じ意味でも歌詞の捉え方の広がりを感じる。手話を通して、改めて言葉の奥深さを実感する楽しさを味わってもらえれば」(水戸さん)。水戸さんは手話を取り入れた楽曲や、手話とダンスを融合したライブパフォーマンスも行っている。

 営業時間は、ランチタイム=12時~15時、バータイム=19時~23時。月曜定休。「手話歌教室」の次回開催は12月17日19時~。当日参加も可能。同店でライブを行うアーティストも募集している。

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