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下北沢につんく♂さんプロデュースのお好み焼き店「かりふわ堂」

「つんく♂さんは、デビュー前に下北沢近辺に住んでいたため、この地に熱い思い入れがある」(谷中さん)という

「つんく♂さんは、デビュー前に下北沢近辺に住んでいたため、この地に熱い思い入れがある」(谷中さん)という

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 下北沢北口に12月1日、お好み焼き店「お好み焼き茶屋 かりふわ堂 下北沢本店」(世田谷区北沢2、TEL 03-5738-5529)がオープンした。

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 同店は、音楽プロデューサーのつんく♂さんが、11月に33年の歴史に幕を下ろした広島風お好み焼き店「おたふく」を引き継ぐかたちで、同店跡地にオープン。「お好み焼き茶屋 かりふわ堂」の店舗としては実質3店舗目。TNX(ティーエネックス・港区)が運営する。 

 「おたふく」が広島へ移転することを知ったつんく♂さんは、店主の海老原さんの元を直接訪れ、「店舗を引き継がせてほしい」と交渉したという。海老原さんは「『おたふく』の広島焼を残してほしい」と条件つきでこれを承諾。同店の店長である谷山幸平さんとスタッフの北方利幸さんは「おたふく」閉店前に約1週間、研修へ赴き、「広島風 おたふく焼」(1,000円)の作り方などを引き継いだ。「おたふく焼は山盛りのキャベツを蒸した後、プレスでぎゅっと圧力をかけて焼き、水分を飛ばして焼く。『おたふく』の常連さんにも『おいしい』と言ってもらえてホッとしている」(北方さん)。

 「かりふわ堂」のメニューは、大阪風お好み焼きがメーン。ねぎがふんだんに入ったお好み焼きを、山芋焼きと目玉焼きで挟む「かりふわ堂 極み」(1,500円)、ゆでた生めんを4つの玉子でくるむ「オムやきそば」(980円)、豚とねぎを玉子で包んだ「とん平焼き」(680円)など。いずれも、無添加、無農薬、国産の素材から作る(一部香辛料を除く)。ドリンクメニューは「プレミアムモルツ生中」(580円)、「ウーロンハイ」(480円)、「角ハイボール」(480円)、「コーラ」(350円)など。

 店舗面積は約20坪。座席やテーブル、カウンターは「おたふく」のまま受け継がれている。「手を加えるのは壁の修復や調理場の一部など最小限に抑え、なるべく雰囲気を変えないよう努めた。『店の雰囲気を残してほしい』という海老原さんの願いでもある」(谷山さん)。

 つんく♂さんは「『おたふく』さんの広島焼を引き継いだことにより、現『かりふわ堂』は大阪風のお好み焼きはもちろん、広島風のお好み焼きも本物の本場の味が味わえるお好み焼き専門店となった。ぜひ、一度ご来店ください」とコメントを寄せている。

 営業時間は月曜~金曜=17時~24時、土曜=11時30分~15時30分、17時~24時、日曜・祝日=11時30分~15時30分、17時~22時。

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