下北沢の劇場「しもきた空間リバティ」(世田谷区北沢2、TEL 03-3413-8420)で1月27日から、演劇ユニット「United Artists 1八や(いっぱつや)」の第4回公演「モノクロームの万華鏡~It doesn't matter if it's Black or White~」が行われる。
同劇団は、劇団「前方公演墳」に所属していた相武辰昌さんと一條康さんがコメディーを競作し、オムニバス公演を行うことを目的に2008年に結成。ユニット名の由来について、代表の相武さんは「素晴らしいアーティストの融合したユニットを目指そうという意味合いを込めた」と話す。
昨年一條さんが退団してからは、相武さんが単独で脚本と演出を務める。作風については、「まじめな内容の芝居、言葉やイメージで遊んだ実験的なコメディー、難しいセリフのSF、コントといった幅広い作品をオムニバスで上演している。『世にも奇妙な物語』を見ているかのような感じで楽しんでもらえれば」と話す。
公演は、SF作品「色のある世界」をはじめ、前回公演の続編コメディー、旗揚げ公演のリメーク作品などをオムニバスで上演する。相武さんは「それぞれの内容は一見バラバラだが、テーマに沿って集められた物語ばかり。それぞれにキーワードが隠してある。そのキーワードが分かった方はより楽しんでもらえるはず」と話す。
下北沢については、「本当に昔から下北沢が大好き。買い物も飲食も観劇もすべて下北沢。一眼レフカメラをぶら下げて何の目的もなく街をブラブラすることもよくある。この街並みは変わってほしくない」と話す。
開演時間は劇団の公式サイトで確認できる。入場料は、前売り=3,000円、当日=3,500円。公演は今月30日まで。