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再開発で取り壊しの廃材使いカウンター改修-下北沢のカフェ「バグハウス」

廃材を利用して改修したカウンターでくつろぐ森田さん

廃材を利用して改修したカウンターでくつろぐ森田さん

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 下北沢南口のカフェ&バー「BUGHOUSE(バグハウス)」(世田谷区北沢2、TEL 090-6143-1632)は2月3日、再開発による取り壊しを控えた駅前食品市場内から出た廃材を活用し、店舗内のカウンター席を改修した。

 2009年7月にオープンした同店。店長の森田直広さんが、「namGallery」(大原1)主宰のアートプロジェクトイベンター、長谷英治さんのプロジェクトに賛同し、改修が実現した。長谷さんは、1月末まで廃材を使った椅子を駅前食品市場内で販売するなど、下北沢の再開発に関連する活動を行ってきた。長谷さん自身は「再開発には中立的な立場」だとし、「下北沢は積み木を重ねるようにじっくりできあがった街。創るのと壊すのは表裏一体」という発想から、廃材を活用して創作活動を行う考えに至った。

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 改修には、長谷さんやギャラリーで創作活動をするアーティスト、同店スタッフらが携わった。これまでのカウンターは5席だったが、今回の改修で10席に。「1人客が増え、カウンター席が手狭になっていたので、どうしようかと思っていたところだった」(森田さん)。テーブル席も含めると25席になる。

 「再開発によって歴史や人のつながりが途切れてしまうようではもったいない。バグハウスのカウンターを通して、これからも人と人とがつながってくれれば」と長谷さん。森田さんも「下北沢らしさを、下北沢らしく残していくことはとても大切なこと。既に閉まっている店の廃材を目に見える形で残すことができてうれしい」と話す。

 営業時間は19時~翌5時。

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