下北沢南口の劇場「シアター711」(世田谷区北沢1、TEL 03-3469-9711)で3月16日から、「劇団てにどう」の結成10周年記念公演「てにどう祭」が行われる。
同劇団の主宰は、ニューヨークで作劇、演出、演技術の研究を重ねた工藤剛士さん。ネット上で出演者やスタッフを募り、帰国後の2001年に同劇団を立ち上げた。物語性の強い長編のコメディーであるシチュエーションコメディー(シットコム)を専門に行う。
公演期間中、週替わりで3作品を上演する。3作品は、3人の女性の間で揺れる男を描いたラブコメディー「ラブリー、ラブリー!」、結婚披露宴の裏側で奮闘する人々の悲喜こもごもを描いたバックステージコメディー「ザッツ・エンターテイメント!!」、東京郊外の一軒家で新婚夫婦に巻き起こる事件を描いたノンストップコメディー「ブレックファスト・コメディー」。工藤さんは「日頃の疲れや悩みも吹き飛ばすくらいスカッと笑える3作品。男女や年齢を問わず楽しめて、ドラマや映画では決して味わうことができないコメディー」と自信をみせる。
開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。前売りチケットは、各種プレイガイド、劇団ホームページで発売中。4月5日まで。