下北沢一番街商店街振興組合事務所(世田谷区北沢2)で7月9日・10日、青森県が下北半島の特産品である昆布や塩、せんべいなどを販売する「定期市」を開催する。
下北半島は県北東部に位置し、日本三大霊場の一つ「恐山」があることでも有名。同県では、下北半島と下北沢の地名が似ている縁で、2008年から「下北沢音楽祭」に参加。地域芸能の披露や、特産品の販売などを行っていた。今年からは音楽祭への参加に加え、「北のまちふるさとプロジェクト」(同県)が主体となって定期市を開催し、さらに下北半島をPRしていく予定。
定期市開催に合わせ、下北沢の複数の飲食店では下北半島に関連したメニューを提供する。ライブハウス&バー「440」(代沢5)では「下北ワイン」(グラス500円)、日本酒「祈水」、そば焼酎「ゑこりゃ」(共にロック・水割り各500円)、ダイニングバー「風知空知」(北沢2)では下北産食材を使った「白造りの塩からのオリーブオイルパスタ」や「ホタテとアスパラのクリームパスタ」(以上、1,000円)などを、それぞれ提供する。
青森県担当者は「今回が初めての試みだが、本年度は、あと2回ほど開きたい。下北半島のおいしい食材を、たくさん味わっていただければ」と呼び掛けている。
開催時間は、9日=11時~18時、10日=11時~17時。