三軒茶屋の「世田谷パブリックシアター」(世田谷区太子堂4、TEL 03-5432-1526)で12月15日から、青年座交流プロジェクトの公演「欲望という名の電車」が行われる。
同劇団は、1954(昭和29)年に当時の劇団俳優座の準劇団員たちが結成。俳優の西田敏行さんや竹中直人さんも在籍していたことがある。現在は、俳優とスタッフ合わせて204人が在籍している。
「青年座交流プロジェクト」とは、他劇団と交流しながら演劇を創り上げる企画。今回は「文学座」所属の役者らが出演する。同公演について公演プロデューサーの森さんは、「映画ではビビアン・リーが演じ、日本では杉村春子さんが初演したブランチ・デュボアの役を、高畑淳子が満を持して演じる。テレビなどのイメージをガラッと裏切る演技に期待してほしい」と語る。「日本が世界に誇るピアニストである小曽根真さんの生演奏も見どころの一つ」とも。
開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、全席指定で、S席=6,500円、A席=5,000円。チケットは、10月5日から各種プレイガイドで発売される。公演は12月25日まで。