下経、2011年間PV1位は三谷幸喜さん舞台、個人店も多数ランクイン

野村萬斎さん、深津絵里さんらが出演した(公演は終了している)。撮影:加藤孝

野村萬斎さん、深津絵里さんらが出演した(公演は終了している)。撮影:加藤孝

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 下北沢経済新聞の2011年の年間PV(ページビュー)1位に輝いた記事は、上半期ランキングと同じく「三軒茶屋で三谷幸喜さんの新作舞台「ベッジ・パードン」-野村萬斎さんら出演」だった。

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 ランキングは今年1月1日から12月27日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り。(カッコ内は掲載日)

1.三軒茶屋で三谷幸喜さんの新作舞台「ベッジ・パードン」-野村萬斎さんら出演(4/12)
2.下北沢駅前に「フーディアム」-ダイエーグループが出店、24時間営業(8/31)
3.下北沢にウサギカフェ「おひさま」-店内にウサギ40羽、販売も(5/20)
4.下北沢に和装の女性スタッフのみの小料理バー、店長は23歳女性(7/5)
5.下北沢にベーカリー「カイソ」-天然酵母のフランスパンなど提供(6/13)

6.下北沢に旅カフェ「ステイ・ハッピー」-バックパッカーの夫婦が開く(1/6)
7.下北沢に納豆専門店-山梨の老舗店が都内2店舗目、「納豆自動販売機」も(1/14)
8.下北沢のバー特製「海賊木樽ジョッキ」、「ワンピース」とのコラボで話題に(3/4)
9.下北沢で今田耕司さんらがチャリティーイベント-私物など販売、明日まで(3/19)
10.ユニクロ下北沢店が移転-駅前商業施設内に3フロアの大規模店(9/28)

 三谷幸喜さんは50歳を迎えた今年、「三谷幸喜大感謝祭」と題して新作劇4作などを続々と発表。三谷さん自身がPRのためにメディアに露出し続けたこともあり、年間を通してPVを集める結果となった(同公演は終了している)。

 今年は下半期に入り、南口駅前に大型商業施設「Recipe SHIMOKITA(レシピシモキタ)」が開業。同施設内にオープンした「フーディアム」と「ユニクロ」の記事が2位と10位に入り、注目度の高さが伺える。

 3位は都内でも数少ないウサギカフェの記事。4位から8位までは下北沢らしい個人店の記事が続く。4位は下北沢発の「美人すぎる」店長と、その珍しい名字に注目が集まった。5位は茶沢通りにオープンし、人気を集めているベーカリー。6位は店内に世界各国を旅した際の写真入りアルバムなどを置く旅カフェの記事が入った。7位にランクインした納豆専門店では、震災後の一時期にスーパーなどで納豆が希少になった時期にも変わらず販売を続けた。8位の木樽ジョッキは、その後正式に同店で商品化し販売を始めた。

 9位の記事で取り上げた震災後すぐに行われたチャリティーイベントは、複数のメディアが取り上げた。

 トップテンにはランクインしなかったが、今年はカレーに関連する記事が複数あった。「インドカレー店「モエツカリー」、下北沢に再出店-本多劇場の向かいに」(8/24)、「下北沢にインドカレー専門店-シェフはインド料理人歴18年のソッキンさん」(10/18)などのオープン記事のほか、新商品を報じた「下北沢でビーガン向けの「カレー&ラーメン」-薬膳料理店が独自開発」(8/15)、カレー大会に関連した「下北沢で「カレー大会」-世田谷の飲食店など4店が味を競う」(8/5)、「「下北沢カレー王座決定戦」敗退で閉店した「カレーだJ」、「かっこ悪くても」再開」(12/14)など。カレー激戦区である下北沢を象徴する記事の多さとなった。

 開発が進み大型店舗が増える中、個人店も根強い人気を持つ下北沢。下北沢経済新聞では今後もさまざまな視点から記事を発信していく。

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