下高井戸の菅原神社近くに2月15日、居酒屋「傾奇者(かぶきもの)」(世田谷区松原2、TEL 03-6684-3273)がオープンした。
店舗面積は約11坪で、席数は16席。脇戸雄一郎さん、一美さん夫妻が経営する。夫妻はもともと2009年から神泉でバーを営んでいたが、「広い店舗に移転し、お客さんにおいしい料理をゆっくり楽しんでもらいたい」と移転を決意した。
固定のフードメニューを用意していない同店。店名には、「型にはまらず、決めごとを作らない店にしたい」という思いを込め、調理法なども客の要望に応えて柔軟に食事を提供していくという。「イカの肝ホイル」(630円)、「マグロテールステーキ」(780円)などがよく出る「定番」だが、魚を中心とした食材の仕入れ状況によっても変動する。「おすすめ」は、雄一郎さんが千葉の海で釣ってくる「シーバス(スズキ)」。ドリンクは生ビール(500円)、緑茶ハイ(450円)など。
一美さんは「とにかくお客さんがいい人ばかりで、初めて来た方でも仲良く飲んでいる。新鮮な魚とアットホームな雰囲気を楽しんでもらえれば」と話す。
営業時間は18時~翌3時。月曜定休。仕入れの状況によって日曜は閉店することもある。