食べる

池ノ上にダイニングベーカリー「パンとごはん」-横浜のベーカリーが新業態

オーナーの高橋さん

オーナーの高橋さん

  • 0

  •  

 池ノ上南口に4月5日、ダイニングベーカリー「PAIN et GOHAN(パンとごはん)」(世田谷区代沢3、TEL 03-6450-9818)がオープンした。

【画像】同店で販売するさまざまなパン

[広告]

 オーナーは、横浜市青葉区内で約20年にわたってベーカリー「PAIN de CONA(パン・ド・コナ)」を経営していた高橋誠一さん(56)。テークアウトをメーンにした「パン・ド・コナ」を閉め、レストランとしてのイートイン機能を加える新業態で店を開いた。パンは高橋さんが焼き上げ、フレンチ・イタリアンをベースにした料理は「パン・ド・コナ」にパン作りを学びに来ていたという元スタッフのシェフが手掛ける。店舗面積はパン工房と厨房を含めて24坪。席数は、カウンター12席、テーブル10席。

 パンのメニューは、国産小麦粉を使った天然酵母の「パン オ ルヴァン」(300グラム350円)、モチモチとした食感のフランスパン「リュスティック」(1本480円)、移転後に新たに考案した「トマトのマフィン」(160円)など。ランチタイムは、数種類のパンと料理がセットになったランチプレート(1,000円~)や、具材を選んで好みのサンドイッチを作ることができる「オーダーマイサンド」(850円)を提供。高橋さんの知人が運営する代官山のおにぎり専門店「田田(でんでん)」(渋谷区)のおにぎりも一部扱う。ディナータイムは、ビオワインなど各種アルコールメニューのほか、「パンをおいしく食べてもらうための料理」として数種類のプレートを用意する。パンは全てテークアウトも可能。

 バブル期に勤めていた広告代理店を退職し、独学でパン作りを始めたという高橋さん。会社員時代はテレビCMを手掛けるなどしたが、華やかな生活の中に「本当の豊かさとは何かを考えることも多かった」という。「食事の大切さを見つめ直し、食事としてのパンを作っていきたい。新店も住宅街の中に店を構えていた横浜のときと同じように、地域に住んでいる人のキッチンでありたい」と高橋さん。

 営業時間は11時~15時、18時~24時。火曜定休。

  • はてなブックマークに追加

下北沢経済新聞VOTE

下北沢経済新聞を読んだことをきっかけに、実際に足を運んだ店やイベントはありますか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース