下北沢南口の「駅前劇場」(世田谷区北沢2、TEL 03-3414-0019)で、7月10日~16日、劇団「東京オレンジ」が主催する「TOKYO ORANGE 2012 インプロヴィゼーショナルシアター#10 『i-FES』インプロ人による インプロ人の インプロ人のためのインプロ祭」が行われる。
主宰の横山仁一さんが早稲田大学在学中に、俳優の堺雅人さんらと共に旗揚げした同劇団。現在は「インプロ」と呼ばれる即興演技で創り上げる舞台を中心に活動している。インプロの魅力について、横山さんは「たとえ言葉が通じなくても、世界中の誰とでもコミュニケーションが取れる表現。展開の想像がつかず、スリリングかつ、会場全体の一体感が得られる」と話す。
同公演は、全国からインプロの活動を行っている団体や個人が参加し、インプロのショーケース作品、パーティー、シンポジウム、ワークショップなどを行う。同タイトルによるイベントは、第10回を迎える今回で最後となる。「インプロは1994年に日本に入って来てまだ18年。世代交代をすることなく、18年目を迎える人たちが現役で活躍している世界。今後、インプロがシアターシーンの1ジャンルになっていけるよう、その機運をお見せしたい」と横山さん。
開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は前売り・当日共に=2,500円。10日19時、16日16時の回のみ同3,000円。チケットは劇団の公式サイトで発売中。