下北沢北口に6月20日、フレンチビストロ「couscous Rougir(クスクスルージール)」(世田谷区北沢3、TEL 03-6407-1988)がオープンした。
オーナーの金子浩二さんは、もともと「VINOBLE(ヴィノーブル)」(港区西麻布2)や「ワインショップ・エノテカ 広尾本店」(港区南麻布5)などで料理長を務めていた。「フレンチといえばコースのイメージだが、かしこまった雰囲気を変えたい」という考えから、同店では大皿で料理を提供する。店舗面積は12坪。席数は、テーブル12席、カウンター4席。
同店ではクスクス料理(小麦粉で作られた粒状の料理)をメーンに提供する。「クスクスは昔からの得意料理。一人で店を回すので、仕込みができてお客さんを待たせずに済むものを提供したいと考えた」と金子さん。メニューは、羊肉と野菜、白ワイン、トマトのスープをクスクスにかけて食べる「炭火焼き子羊をのせた野菜たっぷりのクスクス」(2,200円)や、「自家製メルゲーズ 子羊のスパイスソーセージ ローストポテトと共に」(1,000円)、「三河アサリと野菜の冷製クスクス(タブレ)に白イカと白ミル貝のソテーをのせて」(1,600円)など。ドリンクは「ハートランド生ビール」(600円)、「スパークリング&シャンパーニュ」(800円~)、「白ワイン」(グラス=700円~)など。
店名の「ルージール」は「赤らむ」を意味するフランス語から。「お客さん同士の話が弾んだり、ワインを楽しんだり、そんなポッと頬が赤らむような場所にしたい」とも。
営業時間は18時~23時。