芦花公園駅南口の世田谷文学館(世田谷区南烏山1、TEL 03-5374-9111)で7月21日から、「宮崎駿が選んだ50冊の直筆推薦文展」が開催される。
アニメーション映画監督の宮崎駿さんが児童文学シリーズ「岩波少年文庫」から選んだ50冊の文庫本を直筆メッセージと共に紹介する同展。創刊から60年を迎えた同シリーズを記念し、これまでの歩みをパネルで紹介するほか、「ゲド戦記」「床下の小人たち」など、スタジオジブリ(小金井市)が映画化した作品の世界をジオラマなどで再現する。
関連イベントとして、作家の江國香織さんと翻訳家・法政大学教授の金原瑞人さんによる対談、本をテーマに活動するユニット「ブックピックオーケストラ」を講師に招いたワークショップ、無料アニメ上映会なども予定。スケジュールは世田谷文学館公式サイトで確認できる。
「大人には懐かしく、子どもには新鮮な永遠の名作ばかり。人生を豊かにしてくれるような一冊を見つけてもらえれば」と同館担当者。
開館時間は10時~18時。月曜休館。料金は一般500円ほか。9月17日まで。