京王電鉄は4月25日、京王線沿線住民向けのコミュニティーサイト「街はぴ」をオープンした。
同サイトは、京王電鉄とインターネットコンサルティングを行うペンシル(福岡市)が共同で開発したもの。京王線・井の頭線の全69駅ごとに、駅の周辺情報やイベント情報を「街はぴライター」と名づけられた駅周辺事情に詳しい沿線住民が紹介する。街はぴライターは現在40人ほどの登録があり、毎日3~4件の情報が更新されている。会員登録したユーザーは、最寄りの駅から下車駅までの間の情報を表示する「よりみちナビ」などのサービスを受けられる。
地元で暮らす一般からの情報であるため、型にはまらず、さまざまな情報が寄せられているのが特徴。コミュニティーサイトは若いユーザーが集まりやすいイメージがあるが、「オープン間もないが、幅広い層の方に会員登録していただいた」(ペンシル広報部)と話している。
今後について、「地元民だけではなく、東京に移住を検討している人に見ていただき、京王線沿線の魅力を伝えられるようになれれば」(ペンシル広報部)と話している。
会員登録は無料。「街はぴライター」の募集は現在、いったん終了している。