イタリアと日本のコンテンポラリーダンサーが集結するダンスフェスティバル「CORPI ALTRI(コルピ・アルトリ)」が6月23日から28日までの6日間、開催場所を変えながら東京各所で開催される。フェスティバル後半の3日間(26~28日)は、北沢タウンホール(世田谷区北沢2、TEL 03-5478-8006)が会場となる。
同イベントは、2001年の「日本におけるイタリア年」に続き、イタリア政府観光局や大使館など、日伊の官民機関を中心に、絵画展やオペラ公演といったさまざまな文化交流イベントを行うプロジェクト「日本におけるイタリア2007・春」の一環。国際的に活躍する若手アーティストの活動を支援する日本の芸術団体「4th Skin Arts Network」と、イタリアで初めて野外ダンスフェスティバルを成功させたクリエーティブ集団「Danza Urbana」が中心となって企画、イタリア文化省をはじめ、世田谷区などの全面支援を受けて今回の公演が実現した。
公演は、北沢タウンホール、セッションハウス(新宿区)、イタリア文化会館(千代田区)の3会場で行われる。イタリアからはKINKALERI(キンカレーリ)など5組13人のアーティストが、日本からは東野祥子さん(BABY-Q)など5人のトップダンサーや振付師らがそれぞれ参加。国際的に第一線で活躍するアーティストが普段は行わないコラボレーションプログラムを行う。
北沢タウンホールの野際館長は「イタリア文化に馴染みの深い日本人でも、コンテンポラリーダンスは未知の領域。日伊のトップダンサーたちによる新鮮な衝撃を楽しんでほしい」と話している。北沢タウンホールでの開催は26~28日。19時30分開演。チケットは、前売り=2,500円、当日=3,000円。