下北沢南口のクレープ＆タピオカドリンク店「バブルバブル下北沢本店」（世田谷区北沢2、TEL 03-3481-6166）が７月28日、リニューアルオープンした。　

　オープンから5年目を迎える同店。リニューアルのきっかけについて、担当の庄司雪枝さんは「再開発後の下北沢を意識した」と話す。内装は、基調色を従来の茶色から白に変え「清潔感とポップさ」をコンセプトにした。店舗面積は9坪。席数は8席で、スタンディング用のテーブルも設置。夏冬の温度対策のため入り口には自動ドアを取り付けた。「前店よりさらに、くつろいでもらえるような空間づくりを心掛けた」（庄司さん）。

　主力商品のクレープは、若者向けにカスタードクリームやパイ、甘く煮たリンゴを巻いた「アップルパイ」（Sサイズ440円）などの果物メニューを増やした。ドリンクは「コーヒーフラペール」（Sサイズ350円）などのタピオカドリンクを強化。「テークアウト商品として、下北沢ではドリンク系の人気が上がっている。タピオカを扱う店も増えたので、当店独自のメニュー開発に力を入れた」（庄司さん）。外国人観光客をターゲットにした「ゆずストレートティー」（Sサイズ280円）は、今夏で一番の売り上げだったという。このほか、アイスクリームの販売も開始。徐々に認知度が上がりつつあるという。

　ターゲットは従来通り20代前後～30代女性だが、「ここ5年間で、男性客にクレープが浸透してきたように思う」と庄司さん。「今後変わりゆく下北沢の需要に、これからも沿っていきたい」とも。

　営業時間は12時～21時。