下北沢駅北口に4月27日、アジア雑貨店「Luvento(ルベント)」(世田谷区北沢2、TEL 03-3466-5454)が約5カ月間の期間限定で開店した。
店名の「Luvento」はオーナーが監督を務めるサッカーチームの名前で、イタリア語「光」と「風」をつなげた造語。15坪の店内にはタイ、インドネシアなどから直輸入した衣料やアクセサリーなど約4千点がずらりと並ぶ。商品はインド綿の柄スカート(2,625円)やバリ在住の日本人アーティストによるインドネシア伝統の染め物「バティック」のカットソー(4,935円)など。
同店は「ノクシカタ」と呼ばれるバングラデシュの刺繍布の直輸入販売を行っているのが特徴。手刺繍の細かさとそのリサイクル技術から2005年の愛知万博でも注目を集めた。自らバングラデシュまで買い付けに行ったというオーナーの土屋さんは「都内でノクシカタを扱っているのはこの店だけ。珍しいので見に来るだけでも価値があると思う」と話している。
10代~60代まで幅広い利用客があり、平均単価は1,000円~3,000円を見込む。同店は開発前の駅前ビルにあるため、今年9月までの期間限定オープンとなる。9月以降については未定だが、店舗の移転も検討している。営業時間は11時~20時。無休。