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劇団「東京タンバリン」、駒場で代表作再演-人間の無意識描く

「鉄の纏足」初演時の舞台写真

「鉄の纏足」初演時の舞台写真

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 駒場の「こまばアゴラ劇場」(目黒区駒場1、TEL03-3467-2743)で現在、劇団「東京タンバリン」の公演「鉄の纏足(てんそく)」が行われている。

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 主宰の高井浩子さんの劇作を本人演出で上演することを目的に、1995年に設立された同劇団。高井さんは、劇団外でもラジオドラマやラジオCMを執筆するほか、舞台演出も多数手掛けている。「踊る大捜査線」を手掛けた本広克行監督の舞台初演出作品「Fabrica10.1.1」の台本も担当した。

 同公演は、2007年に東京と広島で上演した劇団代表作の再演。再演について、高井さんは「人々が幸せなものや勇気が出るものを欲している現在。あえて人間の弱さ、日常のつらさを描き出したこの作品は、逆説的な励みにつながると考えた」と話す。見どころについて、「バスケットゲームの会場のような雰囲気の中、主人公の現実と妄想が交錯していく様子は、まるでゲームのようであり、それは観客一人一人にも深く突き刺さっていく」とも。

 開演時間は劇団の公式サイトで確認できる。入場料は、前売り・当日=3,000円。チケットは劇団の公式サイトで発売中。9月24日まで。東京公演の後、兵庫での公演を予定。

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