下北沢北口の一番街商店街に9月1日、ファイヤーキング専門店「SEEYA’S TOKYO(シーヤーズ トーキョー)」(世田谷区北沢2)がオープンした。
店舗面積は約10坪。ファイヤーキングは、アメリカのガラスメーカー、アンカーホッキング社による耐熱ガラス食器ブランド。電子レンジやオーブンでも使用でき、1970年代ごろまでアメリカの一般家庭やレストランを中心に使われてきた。1976年に製造が終了したものの、いまだに根強い人気があり、国内外問わずコレクターが多い。
同店の商品は、ジョニー・デップさん主演の映画「シークレット ウインドウ」で使われた「キンバリー」(2,000円前後~)をはじめ、キャラクター柄が入ったもの、マクドナルドの企業ロゴが入ったものなど200点以上。ファイヤーキングのほかに、イタリア人形劇のキャラクター「トッポ・ジージョ」の人形(3,400円~)や、映画「トイ・ストーリー」内のキャラクター「トドルトッツ」の人形(500円~)なども販売する。
店長を務める木村央さんは、近隣のダイニングバー「マッキー×マッキー」(北沢2)の店主。「シーヤーズ トーキョー」の店主が開店準備をしていた際に声を掛けたところ、「アルバイトがいないと困っていた」と、空いた時間に店を手伝うこととなったという。もともと吉祥寺の家電販売店「外国家電」で店長をしていた経歴もあり、インテリアや雑貨などに精通していた木村さん。「下北沢は優しい人が多く、自分も街の人に助けられることが多い。困っている人がいれば協力したい」と話す。
営業時間は10時~20時。