三軒茶屋の「シアタートラム」(世田谷区太子堂4、TEL 03-5432-1526)で11月30日から、シス・カンパニーが企画・制作する公演「TOPDOG/UNDERDOG(トップドッグ/アンダードッグ)」が行われる。
同公演は、2001年にオフ・ブロードウェイのパブリック・シアターで初演され、同年のトニー賞作品賞にもノミネートされた劇の翻訳劇。劇作家のスーザン・ロリ・パークスさんは、同作品でアフリカ系アメリカ人女性として初の「ピュリッツアー賞戯曲部門」も受賞した。タイトルの「トップドッグ」は勝ち組・支配者、「アンダードッグ」は負け組・被支配者の意味で使われている。
登場人物は、両親に捨てられたアフリカ系アメリカ人の兄弟・リンカーンとブースの2人のみ。出演は、弟のブース役を俳優の堤真一さん、兄のリンカーン役を演出家としても活躍する千葉哲也さんが演じる。翻訳・演出は、米国現代演劇に精通する小川絵梨子さんが担当。
公演は12月28日まで。開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は全席指定6,800円。チケットは10月28日、各種プレイガイドで発売。