下北沢南口の小劇場「楽園」(世田谷区北沢2、TEL 03-3466-0903)で12月11日から、「劇団与太組」の第4回公演「アマアマ~金平糖綺麗~」が行われる。
主宰のスズキ与太郎さんが2010年に旗揚げした同劇団。「シニカルで温かい、理屈屋でおバカなコメディーを演じる」というポリシーの下、創作に取り組んでいる。今年7月~10月の毎週火曜日、下北沢の古民家美容室「vi-dro(ビードロ)」で提携企画公演「火曜日のビードロ」を上演したことも話題となった。
同公演は、近未来の都会で「金を使わない」生活に挑戦する若者たちを描く風刺コメディー。見どころについて、スズキさんは「不景気、就職難の世の中に消費税増税の理不尽。生活保護自体が悪であるかのようなマスコミとネットの嫉妬。お互いが監視し合い足を引っ張り合うかのような状況に対抗する庶民の生き方を、舞台を通して探りたい」と話す。
公演は16日まで。開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、前売り=2,800円、当日=3,000円。チケットは劇団の公式サイトで発売中。