下北沢の北沢川緑道の桜並木が3月23日、満開の見頃を迎えた。
北沢川緑道は、最上流の赤堤(世田谷区赤堤3)から最下流の三宿(三宿2)まで約4.3キロ。環状七号線から淡島通りまで約150本の桜が植えられ、小川沿いに歩道が設けられた桜並木が続いている。
この日、世田谷区の最高気温は16度で曇り。土曜ということもあり、多くの花見客でにぎわった。千葉から訪れたという福原杏倫さん(20)は「テレビで今日が桜の見頃だと知り、北沢川緑道は桜の名所として有名なので友人を誘って来てみた」と話す。福原さんと一緒に花見を楽しんでいた星真帆さん(20)も「桜がとてもきれい。今日見ることができてよかった」と笑顔を見せた。
スーツ姿で花見を楽しんでいた会社員の男性ら7人は「この近くの会社に勤めている。今日は仕事だったが、14時30分ごろから花見を始めた。今年は開花が早い」と話し、盛り上がっていた。