小田急電鉄は、今年4月1日で開業80周年を迎えたことを記念して「こどもおだきゅう沿線絵画展」を開催する。
同イベントは、小田急線沿線に住む小学生を対象に、小田急線をテーマにした絵画を募集するもの。「小田急線に親しみを持ってもらいたい」(小田急電鉄広報部)という思いから企画された。7月2日まで作品を募集し、その後、小田急電鉄賞(1作品)や審査員賞(3作品)、駅長が選ぶ駅長賞(12作品)などを決定し、9月上旬に表彰式を行う。応募された作品はすべて沿線の駅構内に展示する予定。
同様の企画として、1987年から小田急沿線の自然と暮らしをテーマに、日本児童ペンクラブの主催で沿線の小学生から作文や詩を募集する「こどもおだきゅう沿線文学賞」も併催。同賞では毎回1,000通を超える応募があるため、今回初めての開催となるこの絵画展でも同程度の応募数を見込んでいる。
「小田急線沿線には私立の小学校が多く、電車通学している小学生も多い。毎日利用している小田急線や駅員たちを『絵画のテーマ』として、視点を変えて観察してみてほしい。自由な発想の作品を期待している」(小田急電鉄広報部)と話している。